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13.歯周病予防


 歯周病の予防も、考え方は基本的には虫歯の予防と同じです。口の中を清潔に保つこと、食生活をはじめとした正しい生活習慣を維持することが大切です。また、歯周病は全身的影響を受けやすいので、健康を自己管理していくことが肝要です。
 

①歯を常に清潔にたもつ

 歯周病の場合、歯と歯ぐきの境目についたプラーク(歯垢)が問題となります。歯磨剤や歯ブラシ、歯間清掃用具等を用い、プラークをきれいに取り除く方法を身につけることが大切です。
 

②食事のとり方と内容に注意

 不規則な食事や間食は、口の中の清潔を保つうえでマイナス。また、歯にくっつきやすい軟らかいもの、甘いものにかたよらず、繊維質のもの、噛みごたえあるものをとり入れて、しっかり噛んで食べるようにしましよう。
 

③歯ぐきの状態は自分でチェック

 歯ぐきの炎症は、軽症なら適切な歯みがきによってもとの健康な歯ぐきにもどすことも可能です。歯ぐきの健康状態を見極め、異常があれば歯科医に診てもらうとともに、口中の清潔にカロえて、歯ぐきを歯ブラシや指でマッサージすると効果的です。
 

④規則正しい生活習慣を

 疲れや病気などで生活リズムが乱れると歯ぐきにトラブルがあらわれることがあります。全身的な健康管理を心がけましよう。